......E SUONO ROCK (Marangolo-Morante-Pignatelli-Simonetti) 4:38
「マークの幻想の旅」の最終トラック。その名の通りロック魂が炸裂するハードな1曲だが、絶叫と呼ぶにもややメロウなスキャットをフィーチャーするパートをテーマとするなら、実にイントロだけで曲の半分を消化。そんな定石を度外視する楽曲の構成も、ドラッグ漬けになる主人公のサイケな末路にはジャストフィットしているようにも思えるが、何れにせよ、これはロックを語るナンバーとしてはかなりの異色度。そんな異色のイントロを彩るアントニオのサックスも、アカデミックな一方では掴み所のないフレーズのオンパレード。無機質な16分割のシークエンスも当時としてはかなり印象的。ハモンドとギターの畳み掛けるソロの直後、不意を突くようにいきなり終わる中途半端なクライマックスもたまらなくプログレッシヴ。 |