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Original Title |
| BELLA MARIA |
| Japanese Title |
| none |
| Artist |
| FRATELLI MANCUSO & ANTONIO MARANGOLO |
| Release Year |
| 1997 |
| Personnel |
LORENZO MANCUSO: voce, chitarra, armonium
ENZO MANCUSO: voce, chitarre, ghironda, sarod, saz divan
ANTONIO MARANGOLO: sax soprano, sax baritono, arrangiamenti
LUCIANO GIRARDENGO: violoncello
ALI B. TAJBAKHSH: zarb, djenbe |
| Label(s) |
| Amiata Records (Italy) |
All music & arrangements by the Fratelli Mancuso and Antonio Marangolo
Recorded and mixed by Marco Casaglia at Larione 10, June 1997, Florence, Italy
Studio assistant: Francesco Ballerini
Digital editing by Francesco Ballerini
Produced by Matteo Silva |
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| Introduction |
| 云うまでもなくこれは、フラテッリ・マンクーゾなる人物+アントニオのデュオ作品などではなく、ロレンツォ&エンツォのマンクーゾ兄弟(fratelli)+アントニオの3人を中心とするアンサンブル作品。4ヶ国語の歌詞も載せられた豪華ブックレット付きのCDは、ワールドミュージック系の「アミアータ・レコード」からのリリース。"New Music Series", "Secret World Series", "Inner arts", "Roots"と云う4部門に分かれるレーベルのカテゴリーだが、"Secret World Series"に分類される本タイトルは、知られざるローカル音楽の魅力をアピールするようなポリシーの下で制作された1枚。 |
| ついては、イタリアの民謡をベースにしたようなアカデミックな内容もほぼ想像通りのものだったが、サウンド自体は極めてゴージャスでハイポテンシャル。血を分けたブラザーならではのマンクーゾ兄弟の絶妙なヴォーカルハーモニーはもとより、アントニオを中心とするインストパートもそれぞれに絶品。チェロやパーカスのパフォーマンスにも鳥肌が立つ。それにしても、一連のデュオ作品"Duo (1987)", "Kalungumachine (1994)", "Desde el alma (1998)"やここでのサウンドを耳にすれば、絶叫ヴォーカルを披露していた"FLEA"時代のアントニオもウソのよう。ちなみに2曲目の英訳タイトルは"Beautiful Mary"。云うまでもなく、あの"FLEA ON THE HONEY"の"Mother Mary"とは何ら無関係ながらも、録音の際にはアントニオ本人も少しは思い出していたのかも。多分。 |
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01. TI PREU MARIA (O. Mancuso-L. Mancuso) 1:42
英訳タイトルは、"I Beg You Mary"。マンクーゾ兄弟による2声のアカペラ。イタリア山村地域の婚礼や葬儀などで披露されるような歌だが、アルバムの流れからすれば、これは故人を懐かしむような葬儀の歌なのかも。 |
02. BELLA MARIA (O. Mancuso-L. Mancuso) 7:12
英訳タイトルは、"Beautiful Mary"。オルガン(armonium)+マンクーゾ兄弟のヴォーカル+チェロ+アントニオのソプラノ+パーカスによるドラマティックな1曲。コーラス毎に手札を変えるアレンジが出色。パーカスが加わる終盤では、アレアの"Luglio,
agosto, settembre (nero)"のようなリフレインも登場。 |
03. SI DUMANI IA MURISSI (O. Mancuso-L. Mancuso) 4:12
英訳タイトルは、"If Tomorrow I Should Die"。タイトルのイメージそのままの哀愁の1曲。アコギ+ヴォーカル+ソプラノによるアンサンブル。ポピュラーで例えれば、スティングの弾き語り+マルサリスのオブリガードで聴かせる"Fragile"のような感じ。 |
04. MARIA DI IL GRAZZI (Tradizionale-L. Mancuso) 3:56
英訳タイトルは、"Mary of Graces"。詞はオリジナルのようだが、これは頻繁に耳にするトラッドなナンバー。オルガン+ヴォーカル+ソプラノによるアンサンブル。ソロ、2声、ユニゾンと変化するヴォーカルパートが出色の1曲。イントロ+終盤でのアントニオのソプラノも情緒豊かな即興でアピール。 |
05. ABBRAZZU (O. Mancuso-L. Mancuso-A. Marangolo) 6:11
英訳タイトルは、"Embrace"。ミドルテンポの情感豊かなヴォーカル曲。流麗なアコギのアルペジオ、チェロのリフレイン、16分割での小刻みなプレイながらも抑えの効いたパーカス、ソプラノの即興などそれぞれに出色。 |
06. RUSARIU DI LA 'MMACULATA (Tradizionale-L. Mancuso) 2:56
英訳タイトルは、"Rosary of the Immaculate"。4曲目に続きオリジナルの詞をトラッドに乗せた1曲。1曲目にも同じマンクーゾ兄弟による2声のアカペラだが、この似通った声色でのアカペラは、兄弟によるパフォーマンスならでは。他人同士ではここまでフィットするのも無理なのかも。 |
07. TIMPA (A. Marangolo) 5:32
「インスト」と記載されたインサーツには英訳タイトルも歌詞も載せられていないが、実は雄叫びのようなヴォーカルも随所で登場する1曲。アントニオのソプラノ+シタールのような弦楽器+チェロ+32分割の高速パーカスによる牧歌的なアンサンブル曲。それぞれにインプロも披露。それにしても、パーカスが終始32分を刻む中、牧歌的なイメージを貫くアンサンブルにはビックリ。ちなみにこれは、アルバム唯一のアントニオの単独オリジナル。 |
08. CUMU E SULA LA STRATA (O. Mancuso-L. Mancuso) 5:07
英訳タイトルは、"How Lonely the Road Is"。リード・オルガンと2声のヴォーカルによる叙情的な1曲。尻上がりにヒートアップする中、アントニオのソプラノもドラマティックを演出。これはかなり劇的な1曲。アルバムでも屈指のインパクト。 |
09. ALI DI CARTA (O. Mancuso-A. Marangolo) 6:18
英訳タイトルは、"Wings of Paper"。哲学的なタイトルのイメージもそのままの1曲。サックスとチェロ共に複数のパートが登場するアレンジは、アルバムでも初。バリトンとソプラノを使い分けるアントニオのアピール度もかなり高い。そんな音色の特性を比較するのも楽しい1曲。 |
10. A NAPULI FANNU STRUMMULI (Tradizionale-L. Mancuso-A. Marangolo) 3:48
英訳タイトルは、"In Naples they make tops"。タイトルから察すれば、序盤のアカペラと終盤のアンサンブルは、ナポリ地方の民謡そのままのパフォーマンス。その間に挟まる平行調で料理したようなインストパートがこのユニットでのオリジナル。基本2声のヴォーカルパートやソプラノのオブリガードも出色の内容。 |
11. NI QUALI CIELU, STIDDA... (O. Mancuso-L. Mancuso) 3:07
英訳タイトルは、"In Which Sky, Star..."。情緒豊かな3/4のバラード。アコギの弾き語りにアントニオのオブリガードと云うパート編成は3曲目に同じ。イントロでは1分超のアントニオのソロもフィーチャー。 |
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