1. BENVENUTI IN PARADISO (A. Venditti-A. Lo Giudice-G. Anastasi) 5:31
のっけからスケールの大きな1曲。8分裏アクセントのミドルテンポ16ビート。これはワールドミュージックのエッセンスが炸裂する90年代ならではのサウンド。スティクスを連想させる「パラダイスへようこそ」と云うタイトルだが、これはまさに楽園への入り口と云うイメージの1曲。AメロとBメロを繰り返すシンプルなテーマながらも、Bメロのスポット的なヴォイシングは鳥肌モノ。ベースのアドリアーノ・ロ・ジュディーチェ+G.アナスタージ+ヴェンディッティのコラボ作品。 |
2. ALTA MAREA (A. Venditti-N. Finn) 5:36
哀愁と希望が交差するドラマティックな1曲。スローな8ビート。オルガンがアンサンブルを支配する辺りは正しく60-70年代のテイスト。デジタル機器で仕上げられたダンモなサウンドには違いないが、往年の名曲を聴いているような錯覚にも陥る1曲。 |
3. NOI (A. Venditti-D. Cherni-M. Perfetto) 5:46
ミドルテンポの16ビート。1曲目に同じく壮大なスケール。タイトルの通り、連帯意識を高揚させられるような感じ。鍵盤のダニーロ・チェルニ+ギターのマウリツィオ・ペルフェット+ヴェンディッティのコラボ作品。それぞれのリフレインが何れも耳に残る1曲。 |
4. DOLCE ENRICO 4:50
3連4/4のドラマティックな1曲。オルガンを主役に据えるアンサンブルは2曲目に同じ。凡庸なポップ曲にも聴こえるが、その実これは、オールディーズとゴスペルのエッセンスを昇華させたような斬新な内容。 |
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5. AMICI MAI 5:21
ミドルテンポの16ビートバラード。タイトルイメージそのままの叙情的な1曲。愛しい相手への真摯な気持ちがそのまま4/4の楽曲になったような感じ。テナーソロでフェイドアウトする構成だが、長丁場のインストパートをフィーチャーするのはアルバムでもこの曲だけ。イントロのリヴァーブなしのアコピも新鮮。 |
6. DIMMI CHE CREDI 4:40
ミドルテンポの軽快なポップ曲。アンサンブルの主役はリヴァーブ全開の鍵盤パート。80年代のポップセンスをプッシュする1曲。断片的なヴォーカルラインでは、アバの「テイク・ア・チャンス」のような印象も。 |
7. IN QUALCHE PARTE DEL MONDO 6:00
「ツイン・ピークス」のテーマのような牧歌的アンサンブル+叙情的なヴォーカルラインによる1曲。地球の多様性を謳い上げる詞の内容にもリンクする壮大な1曲。 |
8. RAGGIO DI LUNA 6:48
タイトル(月の光)イメージそのままの絵画的なイントロから一転、アイリッシュロックのようなビートが炸裂する1曲。ボンド映画のテーマ曲にもなりそうな感じ。小気味良いブラスセクション+ロックスピリットに満ちたリフレインも高感度大。7分弱のサイズにしてソロが皆無と云う辺りもある種の凄味。 |
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