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Original Title |
| TRY LOVE |
| Japanese Title |
| none |
| Artist |
| AMII STEWART |
| Release Year |
| 1984 |
| Personnel |
MIKE FRANCIS: Linn Drum Programming (A1,B1), Backing Vocals (A1,2,5,B1), Linn Drum Drummulator (A5), Keyboard Bass (B1-2)
PAUL MICIONI: Linn Drum Programming (A1,B1), Linn Drum Drummulator (A5)
SANDRO CENTOFANTI: Keyboards (A1-2,4-5,B2-3,5), Piano (A1-2,B5), Piano Fender (A4), Keyboard Bass (B4)
ROMANO MUSUMARRA: Keyboards (A3,B1,3)
LASZIO BENKER: Keyboards (B4)
MARCO RINALDUZZI: Guitars (A3)
CARLO PENNISI: Guitar (A4)
GIANCARLO MAURINO: Sax (A1,B3)
FABIO PIGNATELLI: Bass (A1,3,B1,3)
DINO D'AUTRIO: Bass (A2,4)
CHARLIE CANNON: Backing Vocals (A1,2,5,B1-2)
DOUGLAS MEAKIN: Backing Vocals (A1,2,5,B1)
TOTI VITALE: Backing Vocals (B2)
AGOSTINO MARANGOLO: Drums (A2,4)
WALTER MARTINO: Drums (A3,B2-5), Percussion (B1,4)
LESLIE MANDOKI: Drums (B4), Percussion (B4) |
| Label(s) |
| Dureco Benelux (Italy) |
Produced by Paul Micioni
Arranged by Mike Francis
except "Dance Till You Get Enough" which was arranged and produced by L. Mandoki and L. Benker
Sound engineer: Maurizio Montanesi
A5: Mixed by Franco Patrignani at "Forum Studio", Roma
This LP was digitally mixed and edited with the DBX-700 "digital system".
Photo: Alberta Tiburzi |
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| Introduction |
| 79年の"Knock On Wood"で鮮烈デヴューを飾ったエイミー・スチュワートの通算5枚目のオリジナルアルバム。制作は、"Easy Going"でもお馴染みのポール・ミチオーニ。ここ日本では知る人ぞ知る「ディスコの女王」と云ったイメージだったスチュワートだが、04年にはビリー・ホリデーをネタにするアルバムで高評価を得るなど、実力派シンガーとしてのステイタスも得る人物。84年リリースの本タイトルも、かなり良質なポップアルバム。後年の表現を使えばループ処理されたようなビートも皆無に近い。当時、一世を風靡したリンドラムのトラック曲も3曲収録されているが、うち1曲(A5)は、何とリンドラムを使った16ビートのマニュアル・パフォーマンス。これは結構面白い。 |
| マルティーノやマランゴーロで占められる他のリズムトラックだが、マルティーノとマランゴーロと云えば、"ANTONELLO VENDITTI - Buona Domenica (1979)", "MIKE FRANCIS - Let's Not Talk About (1984)", "RENATO ZERO - Zero (1987)", "DONATELLA RETTORE - Rettoressa (1988)"など、同一アルバムに名を連ねる作品も実は結構多い。ここではマルティーノの参加トラックが中心だが、僅か2曲の参加となったマランゴーロも強烈にアピール。中でも16ビートシャフルのA4は、マランゴーロならではの切れ味。 |
| ゴブリン筋の他のメンツでは、ピニャテッリ、ペンニージ、リナルドゥッチも参加。ペンニージとリナルドゥッチは共に1曲ずつの参加だが、そもそもこのアルバムでギターを聴けるのも2人が参加した2曲のみ。ロックスタイルのリナルドゥッチ、ズージャスタイルのペンニージとそれぞれに異なる路線の中身だが、これが絶大なインパクト。とにかく聴き応えがある。また、何より驚かされたといえば、アルバムのトリを飾る"Mother Mary"。周知の通りこれは、71年の"FLEA ON THE HONEY"でもお馴染みの1曲だが、マルティーノとチェントファンティがその伴奏を手掛けている辺りを考慮すれば、これは素通り出来ない1枚なのかも。 |
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1. THAT LOVING FEELING (Tony Joe White) 4:33
叙情的かつキャッチャーな16ビートナンバー。チェントファンティが猛アピールする1曲。ギターのようなパーカッシヴな音色でのソロはとにかく絶品。アコピ+ポリシンセ系のバッキングも鳥肌モノ。リンドラムのプログラムを手掛けるのは、制作のポール・ミチオーニと編曲のマイク・フランシス。ピニャテッリもエレベで参加。 |
2. TRY LOVE (C. Cannon-M.Francis) 3:49
アルバムタイトル曲。爽やかな8ビートポップ。編曲のフランシスと共に作曲を手掛けたチャーリー・キャノンは、79年の"SQUADRA ANTIGANGSTERS"でもお馴染みのヴォーカリスト。その両者も加わるクワイヤが絶妙な1曲。チェントファンティの鍵盤ハープも絶大なインパクト。リズムコンビに徹するマランゴーロも寸鉄でアピール。 |
3. DAGEROUS RHYTHM (John Foxx) 4:50
ニューウェイヴ感覚のダンスチューン。8分裏打ち+16分バスドラ中心のマルティーノのタイコが個性的アレンジの中心。タイトル通り、まさに冷や冷やモノの危険なリズムと云う感じ。リナルドゥッチのギターも縦横無尽の大活躍。攻撃的なカッティングも然る事ながら、リヴァーブ全開のソロは絶大なインパクト。ゴブリン筋ではピニャテッリもジョイントする1曲だが、ピニャテッリ+リナルドゥッチ+マルティーノの3者が集うのも、82年の本家作品"VOLO"以来。 |
4. LOSING CONTROL (Randy Hebert) 4:47
グルーヴィな16ビートシャフル。アルバムではピカイチのクールな1曲。その立役者は、ディノ・ダウトリオのスラップ+マランゴーロ+ペンニージ。ディノ・ダウトリオと云うベーシストも恐らくは当時のイタリアでもこの手の路線の第一人者。シーケンサーのような正確さ+切れ味抜群のタイコはマランゴーロならでは。スラッピー+ズージャ的なペンニージのソロも絶大なインパクト。エレピのソロを披露するチェントファンティは、垢抜けたポリシンセのバッキングでも存分にアピール。これはアルバムでも文句なしのベストテイク。 |
5. FRIENDS (Mike Francis) 4:45
キャッチャーな16ビートポップ。1曲目ではプログラムだったリンドラムだが、ここでの16ビートのコンビはフランシス+ミチオーニのマニュアル・パフォーマンス。当時はさまざまなアーティストもトライしていたリンドラムのマニュアル演奏だが、これはかなり巧い。サウンドから察すれば、これはハット+スネアの一方とキック中心のもう一方の2人が、阿吽の呼吸で同時期に吹き込んだトラック。何れにせよ、マニュアルのリンドラムによる16ビートのコンビがA面フィナーレに収録される中、誰にも文句を言わせないと云うのも凄い話。 |
1. I GOTTA HAVE YOU BACK (C. Cannon-M.Francis) 4:33
キャッチャーな16ビートポップ。前曲とは打って変わり、今度はプログラムのリンドラムによる1曲。以下の5曲全てに参加するマルティーノだが、ここでは左チャネルのパーカスを担当。クレジットによれば、ピニャテッリもジョイントする1曲ながらも、実際に聴こえるのはブリッジパートでの開放弦だけ。フランシスの鍵盤ベースが大半を占める。 |
2. HIGH DIMENSION (A. Stewart-S. Vitale) 4:00
キャッチャーな16ビートポップ。リフレインが耳に残る1曲。オケのメンツは、チェントファンティ+マルティーノの「リブラ」の2人だけ。鍵盤の多重録音トラック+タイコと云うシンプルな編成。作曲のヴィターレもクワイヤに参加。 |
3. FEVER LINE (A. Stewart-S. Vitale) 4:57
ボンド映画にも似合いそうなスリリングな8ビートファンク。ピニャテッリがバリバリのスラップを披露する珍しい1曲。ジャンカルロ・マウリーノのアルトソロも2度登場。 |
4. DANCE TILL YOU GET ENOUGH (L. Mandoki-L. Benker-T. Touchton) 3:24
ミドルテンポの16ビートファンク。これは強烈なインパクト。インストパートはジェフ・ローバーやニール・ラーセンを髣髴とさせるサウンド。作曲を手掛ける鍵盤のラツィオ・ベンカーとパーカスのレスリー・マンドーキがプレイにも参加する1曲。 |
5. MOTHER MARY (H. Stott-M.e.G. Capuano) 3:48
これはゴブリン筋のコアなファンには卒倒モノの1曲。云うまでもなく"FLEA ON THE HONEY"のアルバムトップ曲だが、何と"FLEA ON THE HONEY"ではプレイされていなかった感動的なパートも登場。歌詞も結構違う。ただ何れにせよ、同一ヴォイシングのAメロがリリカルなパフォーマンスで炸裂する序盤は、マジで鳥肌モノ。ちなみに脇を固めるのは、B2同様「リブラ」の2人。マランゴーロ(aka ダスティン)ではなくマルティーノのタイコと云うのも、ゴブリンの系譜を逆さまにしたような感じだが、何れにせよこれは、ゴブリン筋のコアなファンを端から見込んでいたようにも思える興味深いクライマックス。 |
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