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EASY GOING - Fear (1979)
EASY GOING - Casanova (1980)
EASY GOING - The Best of Easy Going (1983)
EASY GOING Original Title
EASY GOING
Japanese Title
none
Artist
EASY GOING
Release Year
1978
Personnel
PAUL MICIONI:Vocals
CLAUDIO SIMONETTI (Claude King) : Keyboards
WALTER MARTINO: Drums and Percussion
ROGER FERGUSSON, FABIO PIGNATELLI: Bass
JOHN DEVIL, SDDIE SCHUNK, FERNANDO FERA: Guitars
EMANUEL "Pachito" ROMERO, PLUTARCO P. TOPOLINOS, CARL POTTER: Percussion
ROBERT SEBASTIAN, JIMMY BRECKER, CHUCK DERRINGER: Trumpets
GEORGE FICHER, JOEL RODRIGUEZ, CORDON RUBINSTEIN: Trombones
DEE ROBINSON, STEVE LEECH, STEPHEN BOYER: Saxophones
OCTAVIO and FRANCESCO, CAROL ROMANIN, MARILYN GATES, COCO DENVER, VIVIEN ANDREWS: Background vocals
Label(s)
Banana (Italy)
Recorded at Bus Recording, Rome
Mixed at Trafalgar Studios and Bus Recording, Rome
Mixed by Fabrizio - Billo - Levati, Gaetano Ria
Engineering by Tony Marzullo, Joseph Ranner, Bill Taker
Art-Direction: Matteo Martinolli
Cover photo: Arpad Kertesz
Cover designer: Calude Gorial
All song arranged by Claudio Simonetti
Produced by Giancarlo Meo
Introduction
シモネッティのソロワーク第1章とも云える記念すべき1枚。そのキッカケは、プロデューサーのジャンカルロ・メオとの出会い。"SQUADRA ANTIGANGSTERS"の直前の頃と推定される録音時期を考慮すれば、リリース時点では継続性も白紙状態だったはず。78年ではなく79年の"SQUADRA ANTIGANGSTERS"の録音後に立ち上げたユニットだったとする説もあるようだが、朋友のマルティーノはさて置き、ピニャテッリも参加している事を考慮すれば、恐らくは78年の録音で間違いなし。
コテコテのゴブリンファンには、シモネッティのご乱心を誘発した1枚と云う的外れな見方もあるらしいが、その実、当時のインスト系鍵盤奏者がディスコ路線に傾いたのもごく自然な流れ。と云うより、ここではシークエンスも味付け程度の内容で、アナログ全開のパフォーマンスはかなりの充実度。シモネッティのソロはもとより、一級品のブラスやクワイヤをフィーチャする内容は、当代の凡庸なディスコ路線などとは比較にならぬほど面白い。
何気にショッキングなカヴァーデザインは、71年のローマに実在したゲイがたむろするディスコの壁画?などに因んだものらしいが、シモネッティにしてみれば、ゲイのみならず誰もが出入りしていたと云うそのディスコに何らかのカルチャーショックを受けていた事は確か。後年のFGTH(Frankie Goes To Hollywood)も老若男女の間でヒットした訳だし。と云うか、FGTHへもたらした影響は火を見るよりも明らか。米国でもヒットを記録したと云う事は英国にも伝染していたはずなので。まぁ、ポテンシャルは全然違うんだけど。ちなみに、後年リリースされたCDヴァージョンのアートワークはメンツ3人の写真仕様。ハードゲイな絵画じゃなくなってます。
Track Listings
Side A
1. BABY I LOVE YOU (Simonetti-Meo) 11:09

同一のビートが10分超と来れば冗長な印象も受けるかもしれないが、その実、これが意外にイケイケの内容。アタックセンスを抜いた鍵盤の2拍3連カウント(正確には16分割の3連アクセントのシンコペ)のバッキングや、16分刻みのシークエンスは登場するものの、タイコ+パーカス+ギター+ベース+ブラスと全てをがモノホンで統一したサウンドは、さすがにテクノやハウスとは別次元。ヴォコーダープラスによるテーマもフツーにキャッチャー。終盤でフィーチャーされるティンパレスやコンガ、ボンゴなどの各種パーカスのソロもイイ感じ。

16分刻みのシークエンスがフィーチャーされるのもヴォーカルパートだけ。と云うか、この辺りが構成力での非凡なポイント。要は、バリバリ生の16ビートとバリバリのシークエンスを交差させる事でループのようには思わせないと云うスキル。ヴォーカルパートも全部で僅か3コーラス。パーカスソロを経た最終コーラスは鍵盤ソロとエンディングのリフレインだが、この手の路線で3~4コーラス分のテーマであれば、3~4分の楽曲のそれと何ら変わらず。ただそれにしても、牛の鳴き声が登場するクライマックスは微妙。やはりその筋の路線だったのかと。ただ何れにせよこれは名曲。世紀を超えた現在も中古盤が高値で取引されている事にも頷ける。
2. LITTLE FAIRY (Simonetti-Meo) 5:43

上質なバラード。10分超の16ビートを聴いた後ではかなり新鮮に聞こえるのかも。アコピ+アコギのバッキングによるアンプラグドなテーマ挿入部、ポリシンセ+クワイヤ+リズム隊が盛り上げるサビ以降のメリハリなどなど一様にカッコイイ。スポットで登場するエレキのソロもイイ感じ。
Side B
1. SUZIE Q (E. Broadwater-J. Hawkins-S.Lewis) 8:24

CCR(Creedence Clearwater Revival)のデビューシングルとしても知られるトラッドナンバー。ブルージーな原曲を鋭角なビートでカヴァーするパロディ的な1曲だが、ゴージャスなブラスセクション、アンニュイな女性ヴォーカル+妖艶なクワイヤなどなどアレンジの方はとことん楽しい。中盤でのクラヴィのソロや以降大々的にフィーチャーされるギターもイイ感じ。蒸気機関車のナマ録りSEで幕を開ける中、汽笛のような女性クワイヤでまず笑えるが、中盤までのヴォーカル+クワイヤのアレンジは他ならぬ一級品。絶品。
2. DO IT AGAIN (Simonetti-Meo) 8:02

トーキングモジュレーターやクラヴィのプレイがファンキーな1曲。詞の内容はさて置き、サビの効いたヴォイシングの方はとてもキャッチャー。後年のトンプソン・ツインズのようなヴォーカルラインも何とも云えない味。エレピからシンセに移行するシモネッティのソロも面白い。
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