01. EPOPEA 叙事詩 (Frizzi-Simonetti-Morante-Pignatelli-Martino) 2:56
いきなりのドラで幕を開ける勇壮なナンバー。シャープな8ビートながらもティンパニも顔を出す。無機質なモノシンセのテーマはリヴァーブ処理すればその印象もかなり違っていたはず。終盤ではワウワウ処理のモランテのソロもフィーチャー。 |
02. AMMONIACA アンモニア (Frizzi-Simonetti-Morante-Pignatelli-Martino) 2:24
束の間の休息をペーソスたっぷりに謳い上げるような印象の曲だが、何故かそのタイトルは「アンモニア」。フィルムを見ていないのでコメントのしようもない所。モランテはアコギでさり気なくアピール。テーマを奏でるエレピはもとより、ソリーナとモノシンセのアンサンブルも小気味良いナンバーだが、初見のアンサンブルでも直ちにサマになってしまうようなコンボ曲。 |
03. KALU' カル (Frizzi) 4:52
フィルムノワールのペーソスを謳い上げるようなファンキーな1曲。フルートを始めとする木管や生弦アンサンブルもフィーチャー。ワウワウバッキングのモランテも控えめなミキシングでさり気なくアピール。アナログLPで云えばA面唯一のフリッツィ単独作。アルバム中でも最も垢抜けたアレンジ曲。フリッツィが同年度に手掛ける"AMORE LIBERO"でもB面トップに収録されるナンバー。 |
04. EDDA エッダ (Frizzi-Simonetti-Morante-Pignatelli-Martino) 2:58
モリコーネとのコラボでも知られるスキャットの女王エッダ・デッロルソをフィーチャーしたバラード。モランテのアコギも然る事ながら、フルートのソロとストリングスのバッキングで顔を出すメロトロンが印象的。と云うか、アタックも不安定なメロトロンでフルートのリフを演ってしまうと云うのも70年代ならではの事。懐かしい。 |
05. EPOPEA (Reprise) 叙事詩 (リプライズ) (Frizzi-Simonetti-Morante-Pignatelli-Martino) 1:26
シモネッティのアコピを全編にフィーチャーするシャフル曲。アレンジは全然違うが、調性からモチーフまで1曲目と全て同じ。リプライズだし。 |
06. MY DAMNED SHIT 最悪な出来事 (A.Pietravalle-W.Brezza) 3:03
チェリー・ファイヴのトニー・タルタリーニをフィーチャーする唯一の歌詞付きヴォーカル曲。と云うか、初めて聴いた際、松崎しげるさんが英語で歌ってるのかなと。「ハリケーン」と云うラインでのコブシはもとよりトライアドマイナーな曲調は、洋楽かぶれの演歌好きな方々にウケそう。終盤、ストリングス音色のメロトロンのリフをキッカケに移調、タルタリーニが再び熱唱して終演。それにしてもこのタイトル、70年代の米国ポピュラー界では間違いなくダメ出しモノだったはず。 |
07. DODICI E UN QUARTO 12 1/4 (W.Brezza) 1:54
メロトロンのブロックコードとエレピを全編にフィーチャーするG線上のアリアのようなメロウ曲。と云うか、ここでの調性はハ長調。 |
08. BLOCK ブロック (W.Brezza) 2:38
モランテらしさが冒頭から炸裂。80年代のギターインスト系を彷彿させるナンバー。モノシンセが絡む終盤も印象的。 |
09. R.I.B. R.I.B. (W.Brezza) 4:09
ルーズなビートで何某かのペーソスを謳い上げる曲。呻き声のような男性スキャットが全編を網羅。と云うか、"R.I.B."って一体、何の略? 全然関係ないけど、「X−ファイル」のファーストシーズンにも同じようなタイトルがありましたね。終盤ではモランテのソロもフィーチャー。 |
10. APOTHEKE アポシーク (W.Brezza) 2:28
モランテのワウワウギター(カッティングとソロのオーヴァーダブ)が小気味良い。アルバム中でも最もスリリング。作曲者はブレッツァながらも、80年代のゴブリンB級映画サントラ系にも合い通じるテイスト。 |
11. DISTRAZIONI 放心 (W.Brezza) 2:28
ブレッツァの作曲と云うクレジットながらも、フツーのGメジャーのインストブルース。1度7th×8bars/4度7th×4bars/1度7th×4bars/5度7th×1bars/4度7th×1bars/1度7th×4barsと云う小節倍カウントの構成。テーマの後は、ベンダーを使ったモノシンセとエレピのソロをフィーチャー。モノシンセの方は、シモネッティのソロ系でも後年の作品を含めて逸品の部類。 |