01. BUIO OMEGA (Main Titles) ブイオ・オメガ 2:54
1&3拍目の頭で移動するE(on C#)とF#(on C#)と1&3拍目の拍子の裏で移動する同一コードがメインのモチーフ。G(on E)とF#m(on
E)、そして、Am(on G)とF(on G)と云う2度の転調が大きなアクセント。2コーラス目から16分割のシークエンス(後年の「コンタミネーション」の"Connexion"にソックリ)とタイコがジョイントするが、リズムインするキッカケとなるスネアのロールがフツーに雑。と云うか、ここはミキシングでカヴァーすべき所。単体のサントラとして陽の目を見なかったのもこの辺りが原因だったような気が。曲のイメージについては、エログロ映画のテーマ曲とは思えないようなスマートな感じ。劇中では、オープニングや墓を掘り返すシーンなどで登場。 |
02. QUIET DROPS クワイエット・ドロップス 4:34
ニ長調と云うより、Gリディアンのバラード。ピアノソロの1コーラス目からシンセもジョイントする2コーラス目で終演。2つのヴァージョンがジョイントするこのトラック、後半のヴァージョンは2コーラス共にピアノソロ。右手のメロは「ドロップス」と云う印象ながらも、8分で終始動きまくる左のアルペジオの印象は「クワイエット」と云うよりビジーな感じ。それにしても、80年代にリリースされていた「コンタミネーション」のオリジナルかと思いきや、こちらの映画の曲だったとは。序盤の病院シーン、死ぬ間際のヒロインを捉えるシーン、剥製化した遺体に死化粧を施すシーン、ジョギングの犠牲女性にクスリを塗りたくるシーンなどなど、劇中ではあちこちで登場するナンバー。 |
03. STRIVE AFTER DARK ストライヴ・アフター・ダーク 2:31
前曲「クワイエット・ドロップス」のポジションを入れ替えてのベースメロ変奏篇。こんなヴァリエーションを聴かせられれば、やはり「クワイエット・ドロップス」はこの映画の為の曲だったのかとフツーに認識。劇中では、主人公が入院中のヒロインのもとに駆けつけるシーンやヒロインを剥製化するシーンなどで登場。 |
04. PILLAGE 略奪 2:20
これも「コンタミネーション」収録曲。と云うより、ソリッドなアンサンブルがメチャイケの目玉的なナンバーだった。16分割でのアクセントの連打は、70〜80年代インスト系ではお馴染みのリフ。テーマとサビを2度繰り返して終演。劇中では、主人公と猟奇的なメイドが対決するクライマックスで登場。 |
05. RUSH ラッシュ 4:14
「略奪」のヴァリエーション。云うまでもなく、これも「コンタミネーション」収録曲。シャープなハットワークが真骨頂のマランゴーロのタイコが出色。中盤から前曲の「略奪」とも違わぬアンサンブルに変化。劇中では、最初の犠牲者となるヒッチハイカーが、主人公の秘密を目撃するシーンで登場。 |
06. KEEN キーン 4:05
「コンタミネーション」とは無関係の1曲目のヴァリエーション。1曲目ではスライドしていたコードを一発のストロークに置き換えた編曲版。1曲目のシンベとは違いピニャテッリのベースもフィーチャーする後半、グルーヴするアンサンブルは、1曲目より全然ゴキゲン。中盤からジョイントするシークエンスの音色は、「パトリック」のプールのシーンでもお馴染みのサウンド。劇中では、主人公の身辺を探る男のテーマモチーフのように挿入される。 |
07. GHOST VEST ゴースト・ヴェスト 2:59
Amトニックのイ短調オルガン曲。これは初モノ。劇中では、ヒロインの葬儀のシーンで登場。 |
08. BIKINI ISLAND ビキニ・アイランド 3:50
ピニャテッリのフレットレスとマランゴーロのソリッドなタイコがゴキゲンな正統派のインスト。ヴォイスを被せるギターリフも出色。劇中では、ディスコ、と云うより踊れるパブのような店のBGMで登場。 |
09. BUIO OMEGA (Suite 1) ブイオ・オメガ(組曲1) 2:27
1曲目のヴァリエーションを3ヴァージョン揃えたトラック。8分裏セミオープンでのハットワークリズムヴァージョン、シークエンス+ギターのヴァージョン、ハイレンジでのシークエンスヴァージョンと云う3通り。 |
10. QUIET DROPS (film version) クワイエット・ドロップス(フィルム・ヴァージョン) 2:17
2曲目の後半と全く同じピアノソロで2コーラス繰り返すヴァージョン。フィルムヴァージョンと云うクレジットだが、劇中では、2コーラス目でシンセがジョイントするヴァージョンも再三登場する。 |
11. STRIVE AFTER DARK (Suite) ストライヴ・アフター・ダーク(組曲) 3:20
3曲目のテーマリフが開始する手前までのパート、シークエンス+バッキング+リードシンセでの鍵盤3重奏のヴァージョン、カットに合わせたSE的なサウンドの3ヴァージョンを一纏めにしたトラック。 |
12. BUIO OMEGA (alternate version) ブイオ・オメガ(オルタネイト・ヴァージョン) 1:49
1曲目のヴァリエーション。ベースライン+分散フレーズのシークエンスにアクセントのコードを加えたヴァージョン。 |
13. STRIVE AFTER DARK (alternate version) ストライヴ・アフター・ダーク(オルタネイト・ヴァージョン) 3:10
11曲目の2番目に登場するヴァージョンに最も近いヴァリエーション。生のクワイヤがフィーチャーされる唯一のトラック。終盤ではインストらしいインストのパートも。劇中では、主人公とメイドが対決するクライマックスの直前で登場。 |
14. BUIO OMEGA (synth effect-alternate takes suite) ブイオ・オメガ(シンセ・エフェクト・オルタネイト・テイクス 組曲) 3:09
不整脈のようなハートビートサウンド、シンセのポルタメント、各種SEなどを網羅するサンプル素材のようなトラック。 |
15. BUIO OMEGA Theme (reprise) ブイオ・オメガのテーマ(リプライズ) 3:57
11曲目の2番目に登場するヴァリエーションと1曲目をジョイントしたトラック。劇中でも"The End"と云うテロップと同時に挿入されるが、その最終シーンの直後でいきなりフィルムが終わる中、このトラックが聴けるのもごく僅か。 |