COUNTRY GRAVE YARD (Simonetti-Morante)
シャープなイメージの公式テイクを引き合いに出せば、テンポが遅いためにややルーズな印象。約8分20秒の公式テイクだが、このままのテンポだと10分も超過しそうな感じ。公式テイクではストリングス+フルート音色のメロトロンがハーモナイズするヴォーカルパートも、メロの音域が異なるこの録音時点では未完成だった模様。と云うより、メロトロンなしのアンサンブルはイメージも当たり前のように異なるが、他のトラックを引き合いに出せば、これは公式テイクの形になるにもあと一歩と云う感じ。 |
THE PICTURE OF DORIAN GRAY (Simonetti-Morante)
オルガン、牧歌的なアコースティックパート、16分割オルガン+ハットのスリリングなインストパート、8ビートのインストパートなどを経てヴォーカルパートに辿り着く公式テイクだが、ここでの内容はかなり異なる。まず、公式テイクでは中盤で登場するボレロ崩しのリフレインが、そのまんまボレロのリフレインとしてオルガンの直後に登場。16分割オルガン+ハットのスリリングなインストパートは無し。8ビートのインストパートについては、ダイアトニックを徐々に駆け上がる部分をヘヴィネスなイメージでリピート。モランテのチョークリフはそのまま登場する中、ヴォーカルパートに突入する内容だが、ここでのルーズな8ビートのヴォーカルパートは、16分割のスネアが軽快かつ勇壮なリズムを刻む公式テイクとはイメージもかなり異なる。これは、最終テイクに至るまでにも一定の時間を要する時点での録音ではないだろうか。 |
THE SWAN IS A MURDERER part one (Simonetti-Morante)
16分割のパーカス+タイコのイントロはないものの、8ビートシャフルのテーマは公式テイクにも同じ。ただ、2拍3連のリフレイン(オルガン)をプッシュするアンサンブルは、4分割の拍子を強調する公式テイクの軽快なアンサンブルとは印象も異なる。 |
THE SWAN IS A MURDERER part two (Simonetti-Morante)
"PROFONDO ROSSO"の"Wild Session"でもお馴染みのノーメロのクワイヤだが、ここではメロ付き。しかもこれは、男性によるソプラノ。フェイドインするテーマについては、16分刻みのタンバリンがない為に公式テイクのような躍動感はなし。 |
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OLIVER (Simonetti-Morante)
3/4から5/4を経てテーマに移行する内容は、公式テイクにほぼ同じ。ただ、タイトルを連呼するリフレインはまだまだ怪しい状態。ピニャテッリがメロを取る中間パート手前でカットアウトするために以降のパートについては判らず。 |
MY LITTLE CLOUD LAND (Simonetti-Morante)
公式版ではギター+ハモンドのイントロは、ギターのオーヴァーダブ。続くメロウなパートはハモンドのポジションが違うものの大差ないアレンジ。以降、1/2カウントでの8ビートのパートも基本的には公式テイクに同じアレンジだが、やはり躍動感の面では気合の公式テイクとは雲泥の違い。 |
OLD MAN (undefined)
これはアルバム未収録曲。ビートルズの"Baby's in Black"のような6/8のテーマが印象的な1曲。芸の細かいギターのリフレインや多彩な音色の鍵盤もフツー以上のインパクト。 |